So-net無料ブログ作成
検索選択

火垂るの墓 節子は病気だった?~節子が伝えたかった社会問題~

ジブリ映画は社会問題が背景にあることが多い映画です。火垂るの墓もそのうちの一つです。
例えば「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」だったら自然と人間の共存や環境破壊などがテーマとして挙げられます。

火垂るの墓は戦時中の物語だったので戦争がテーマと思っていました。
戦争を知らない世代に二度と繰り返してはいけない…そう思える映画と単純に思っていましたが、節子の死因や病気について調べているうちに一つの重大な問題が発覚しました。

火垂るの墓 節子の死因は病気だった?



火垂るの墓を見たことがある人は多いと思います。清太と節子が2人で戦時中の日本を必死に生き抜こうとしていたが、栄養失調で先に節子が…その後清太が生涯を遂げてしまう。

思い出すだけでも涙が出てきますが、この節子の死因は栄養失調ではなかったという見方が出てきています。

その根拠は、清太のほうが節子より食べていないし消費エネルギーも節子より多いため、栄養失調が原因なら節子より清太のほうが先に亡くなってしまうはずである。っというものです。

確かに、節子のために走り回って食料を集め、節子に与えてきた清太のほうが先に体力が尽きてしまいそうですね。

では栄養失調が原因ではなかったらなぜ節子は亡くなってしまったのか…


スポンサーリンク





原因となったシーンはありました。それは空襲後に「黒い雨」が降った時です。節子の目に「黒い雨」が入ってしまい、2度も目が痛いというシーンが流れています。

「黒い雨」とは原爆投下後に土埃や煤などが混じった雨のことです。この黒い雨には放射能を帯びているため、雨に直接触れた人は嘔吐や下痢や癌などの症状が起こるそうです。
節子がお腹を壊したのはそのせいですね。

しかし、4年前まで黒い雨について詳しいことはわかっていませんでした。
黒い雨のせいで下痢や嘔吐などを引き起こしたという証言はあったのですが、黒い雨がどこに降ってどれだけの影響を与えたのかがデータ不足でわからなかったのです。

そのため癌になった人も黒い雨の影響だと認められませんでした。

しかし、4年前に黒い雨に遭った人たちの大量の調査資料が出てきたのです。
66年もの間重大な資料が放置されていたのです。黒い雨に打たれた人には堪ったもんじゃありませんよね。

もっと早くこの資料から黒い雨の健康被害がわかっていれば国も何かしらの補償ができたはずです。


戦後70年…戦争がどんなものなのか、火垂るの墓にすべてが描かれてるわけではないでしょうが、もう一度考えてみるのにいい機会かもしれません。
nice!(0) 

nice! 0